『まちの未来を考えよう』ワークショップ出張レポート
キッカケキカクの運営・企画チームの 後藤 洋哉 です。
先日、名古屋市内で子育て応援拠点を運営されている『一般社団法人はっぴーひろば』さんにて、ワークショップを実施させていただきました。
以前イオンモール大高で行われたイベント「みんなで考える!!SDGsマルシェ」では、「まちの未来を考えよう」ということで、多くのお客さんに自分が住みたい街をイメージして、イラストやメッセージを描いてもらいました。
その時の様子はこちら。
今回ははっぴーひろばさんが実際に一時預かり等を運営されている場所で、訪れた保護者の方に
どんなまちだと住みやすい?
どんなまちに住みたい?
こういったテーマで、まちを豊かに、そして暮らしを豊かにするアイディアを描いてもらいました。
前編(1/8)|SDGsとは?まちを豊かにするって?
今回のワークショップは2部構成にして、前編は1/8(土)に実施しました。
まずは「SDGsとは?まちを豊かにするとは?」というテーマで、少しインプットをしていただきました。
後藤は当日急遽オンラインでの参加になりましたが、小さなお子様たちも多分画面の中の私の話を聞いてくれたはず!
SDGsということを難しく伝えるのは避けて、自分の身の回りにあるものを題材に説明。
例えば
- 絵本だとどうかな?
- 普段の買い物で何か考えることってできないかな?
などなど、より身近で自分ゴト化して考えてもらえるような説明にしました。
そして、この日に参加していただいた方に「こんなものがあったら良いよね?」「こういうモノが欲しいな」ということで、イラストとメッセージを描いてもらいました。
後編(1/29)|描いたアイディアを共有しよう
そして後編は1/29(土)に開催。
前編〜後編の間に訪れた保護者の方に描いてもらったイラストやメッセージを、皆さんで共有しました。
はっぴーひろばさんを訪問してびっくり!
すごくたくさんのアイディアが貼られていて、「皆さん色々と想いを描いてくれたんだー」ととても嬉しくなりました。
食に関するもの、体や健康に関するもの、夢に関するもの。
本当にたくさんの『すてきな未来』が描かれてましたね。
参加者さんやスタッフさんも描かれている未来を眺めながら、
その背景にはどんな想いがあるのかな?自分の現在との違いは?
などなど、意見交換することでお互いを知るキッカケにもなってるようでした。
未来から考えよう(バックキャスティング)
SDGsの大切な考え方の一つに、「バックキャスティング」というアプローチがあります。
これは未来から考えよう、将来を起点に考えようというものです。
参加者さんが描いたアイディアは、一見すると「実現難しいのでは?」と思えるものもあります。
けど、「未来から考える」ということがすごく大切で、この柔らかな発想がイノベーションに繋がっていくんだろうなと思います。
SDGsを伝えていく立場の私としても、非常に有意義なワークショップになりました。
さいごに
今回たくさん出たアイディアの中から、はっぴーひろばさんにて今後実践してもらう予定です。
どのような形になるか楽しみですね。
どんどん、想いと現実が繋がっていくと良いなーって思います。
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