東海学園高校様にて「誰もが働きやすい社会について考える」キャリア講座を行いました


9月19日、東海学園高校2年生の皆さん約400名に向けて
誰もが働きやすい社会について考えるキャリア講座を開催させていただきました!

男女共同参画。若者に伝えていく本質って何なのだろうか

この講座の背景には愛知県で行われているキャリアプラン早期育成事業というものがあり、
テーマには「男女共同参画」が含まれています。

男女共同参画。

ご依頼をいただくテーマとしてとても増えてはいるものの
今の学生さん世代に話すときにはかなり内容を悩むことでもあります。

様々な取り組みの過程で、講師を務める私たちや先生方、ご依頼者様世代よりも
男女の枠組みが少なくなっているのが今の学生さん達で、
私たちが学ぶこと、気づくことのほうが圧倒的に多いと感じているからです。

「実際に社会に出るとこういうことがあるんだよ」
という、大人が経験してきたことや歩んできた風習から
変に呪いをかけてしまいたくないですし、
一方で、これからみんなの柔軟さで社会を築いていく力になってほしい。

制度などはすでに学校でも触れているとのことでしたので


「男女」という言葉にとらわれすぎず、
「参画」ってなんなんだっけ?
そのために、今何をしたらいいんだろう?
男女という偏見だけでなく、自分自身にも「できない」と決めつけていることはないだろうか


そんな視点でお話をさせていただきました。

生徒達の声


実施HPから引用させていただきます。
暑い中、たくさんのものをキャッチしてくれてうれしかったです!

○今回の講座でどんな場面(話)が印象に残っていますか?

・思い込みというトゲが自分の可能性を狭めているかもしれないという話。
自分が苦手だと思っていることは、もしかしたらあまりやったことがないだけで、本当は苦手ではないかもしれないということ。
・他人に対してだけでなく、自分に対しても決めつけてしまうことで、自分の可能性を自ら潰してしまうという話
・女だから、男だからと普段気にせず言ってしまっていることが、誰かを傷つけているかもしれないと思いました。


○今回の講座を受けて、男女が共に働きやすい社会にするためには何が必要だと思いますか。また、あなたは何をしていこうと思いますか。

・お互いにトゲを刺すのではなく、その人の良い所を発見し合うことが働きやすく明るい社会にするために必要だと思う
・学生の頃から正しい知識を身に付けることが大切だと思いました。
・働きやすい社会をつくるというのはすぐにできることではないし、全員にとって働きやすい社会をつくるというのは難しいと思う。
 こんな社会が良いと自分から探して行動することが大切だと思う。
・自分が当たり前だと思っていることは相手からしたら当たり前ではないこともあるとみんなが知っておくことが必要だと思った。
・男女という性別で決めるのではなく、仕事に対する意欲などで決めた方が良い。


○今回の講座を受けた感想を自由に書いてください。

話し合うことでよく相手のことを知れたし、様々な意見を聴けた。世の中にはまだ男女の差が多いので、少しずつなくしていければいいなと思った。
将来のことを考える新しい材料が増えたので、深く考えることができました。
どうせ自分は、とやめてしまうことが多かったけれど、何かに挑戦することが大事だと思った。これから色々考えるべきことが多いけれど、諦めずに進みたい。
・今回の講座で改めてお互いのことを知らないといけないと思った。男女関係なく、平等に生活していけたら良いと思った。
・性別に関係なく、一人一人が個性と能力を発揮できるようにするために必要なことが分かりました
・ジェンダーの差別はどこから始まるのかや男女が共に働くために必要なこと等、様々なことに気づかされました。
・グループの話し合いが沢山あり、講座内容が分かりやすかったです。

私自身も、学生のみなさんの様子やディスカッションから気づきをもらえましたし
世代を超えて一緒に面白いまちを築いていけたら楽しいだろうなと感じました!

さいごに

一般社団法人キッカケキカクでは、学校はもちろん企業や団体に対して、SDGs×キャリア教育×まちづくりの視点を基盤に、人と地域を巻き込んだスパイラルアップを目指し様々な取り組みを行っております。

まちをつくる力を提案していくためには様々な地域の方々と力をかけあわせパートナーシップを築いていくことが不可欠です。

  • まちづくりイベント企画
  • 社員研修プログラム
  • 学校、子育て団体等での出前講座

などなど、皆様のニーズに合わせたキカクを個別にコーディネートさせていただきますので、ぜひお気軽にお問合せください。

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