ありたい姿をブロックで表現 〜初夏の集い in 稲沢〜
一般社団法人キッカケキカク運営の後藤です。
先日、「私学をよくする愛知父母懇談会 稲沢ブロック」様からお誘いいただき『教育を考える初夏のつどい in 稲沢』
で講座を行いました。
内容は、レゴ®シリアスプレイ®の教材とメソッドを活用し、
ありたい未来をブロックで創造
というタイトルで、レゴブロックを使って、自分の大切にしていることや価値観、日常を表現してみようという短時間のワークショップです。
「あ、そういう事を考えてるんだ」と、いまの高校生の皆さんが、どんなことを考えているのかなと、その一端を聞けました。
絵や文書ではなく、ブロックだから率直な価値観というものが表現されたのかなと。
私としても学びの多い時間になりました。
作品づくりの様子
当日は、高校生の皆さん10名にご参加いただき、ブロックを組み立てながら様々な問いに対し作品を制作。
作った作品をみんなと共有し、周りからの質問に答えることで。さらに自分の気づいていない部分を探求する。
別の高校に通う10人でしたが、この作業を繰り返すことで講座後半にはかなり打ち解けていましたね。
問いに沿った作品を制作
この講座で参加者さんには、
- すごく楽しい休日(おやすみ)は?
- あなたが思う最高の学校生活とは?
のよう問いを投げかけます。
そして限られたブロックを使い、自分の考えを作品で表現。
前者の問いでは、
「お花が好きだから、それに囲まれていたい」
「夢の中で、家族で遊びたい」
後者では、
「先生との距離感を変えていきたい」
「いろんな個性の子を認められるように」
このような内容がブロックで表現されてました。
常に高さを追い求める子とかいて、作品共有の時間は楽しかったですね。
他に、自分が通う学校の特色や文化みたいなものを表現していた子がいました。
驚いたのが、この講座の後で行われた保護者向け懇談会で、先生が「私が学校から学んだこと」という話をしたんですが、自分が成長できたポイントとして、生徒の皆さんが挙げた特色や文化の話をしてた点。
先生と生徒が学校の中の同じ所を大切にしていて、共通の想いを持っているんだなってちょっとビックリしました。
そういう想いを共有することで、先生と子どもたちが共に成長できるのかもしれませんね。
見えない部分だからこそ、ブロックで素直に表現して共有することが大切なんだろうなと改めて私も学ぶことができました。
さいごに
今回は時間の関係で、具体的なアクションの共有まではできませんでした。
ただ、自分の価値観には少し気づけたんじゃないでしょうか。
生徒の皆さんの日々の行動に、少しの変化を与えるキッカケになってるといいなと思います!
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