学校×まちづくり!SDGs研修2023 in 小牧市応時中学校
キッカケキカク運営の後藤です。
先日、小牧市立応時中学校さまよりご依頼をいただき、SDGs研修会を開催致しました。
社会課題をテーマに研修を行いましたが、生徒の皆さんや先生方が真剣に議論しながらも、笑顔がたくさんの場に。
こちらの学校からは2年連続のご依頼で、昨年はここに地域の方もいらっしゃったんですが、本当に先生・生徒・地域の距離感が近いなーと、改めて感じました。
この「近さ」が、様々な取り組みや改革に繋がってるんだろうなと思いました。
※昨年の様子はこちら。
「社会課題・地域課題を自分ゴト化」をテーマに
昨年は「2030SDGs」カードゲームを実施し、「SDGsとは」「なぜ必要なのか」をカードゲームを通して体験していただきました。
今年はそこから更に実践に近い内容に、ということで、社会課題や地域課題から自分たちは何ができるのか、を考える研修にしました。
SDGsクイズや小牧市の現状から”課題”を身近に感じていただき、そしてワークショップでは社会課題からどのようなアクションができそうかをグループでディスカッション。
冒頭の通り、同じテーマを同じ視点で先生・生徒で議論する様子は、非常に新鮮でしたね。
今回はクラスの代表や、美化委員・給食委員が参加していることもあり、環境問題や食品ロスをテーマに議論するグループが多かった印象です。
ただ、中にはジェンダーをテーマに議論するグループや、政治・政策に関し議論するグループもあり、生徒の皆さんの関心も様々だなと。
環境問題、エコな話題が多いSDGsですが、改めて「社会課題」を基点にすることで、自分の興味関心が高い分野に気づけたんじゃないかなと思います。
「たった1つ」の活動が当たり前にできる世の中に
今回は2学期以降の取り組みに繋げる事が目的で、研修会の最後には自分が実践できそうなアクションを考え、そして研修全体で感じたことを振り返ってもらいました。
様々な言葉やアイディアがありましたが、その中で私個人が「そういう考え方もあるなー」と思ったのが、次のような感想。
「たった1杯のご飯」「たった1本の木」・・・こう見ると、1人の活動でどうにかなるようなものでは無いように思える。しかし、その「たった」の活動を、多くの人が当たり前にできることが大切なのだと感じた。
企業や行政は、全体を俯瞰するような大きな取り組みを実施しますが、この「たった」という活動ができるのが、実は学校や地域の大切な役割の1つだったりするのかなと。
小さなことでも積み上げていく、繋げていくことで、より大きな笑顔に繋げていける事を、改めて今回の研修で私も学ぶことができ、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。
今後、2学期を通してどのような取り組みを行っていくのか、非常に楽しみです!
おしらせ
一般社団法人キッカケキカクでは、応時中学校様のように出前授業や、企業研修なども担当させていただいております。
「私たちの組織・団体でも実施してほしい」
とお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください!